昔、父親にチヌ釣りに、よく釣れて行ってもらいました。小学生から20代まではバスばっかりやるようになって、30代からはジギングやタイラバと釣りの種類も変わってきましたが、父親も70歳近くなり、また一緒に釣りをするようになりました。
父親と行く時はチヌが多いので、今回、チヌのフカセ釣りについて解説します。
今回、最もポピュラーなフカセ釣りを解説します。
フカセ釣りは釣りやすい
フカセ釣りとは、ウキを使って釣りのですが、寄せエサを飛ばして魚を集め、魚を集めたところにエサを同調させて魚を釣ります。この釣りの基本は『寄せエサと付けエサを同調させること』です。そのために、潮や風、地形を読んで攻めるところが醍醐味です。
磯、堤防、河口、ポイントを選ばずにできるところもおすすめです。クロダイは海溝部やカケアガリ、藻際や潮の巻き返しがあるようなところを好みます。

チヌ(クロダイ)のフカセ釣りの竿
磯ザオ1号、5m前後の物をお勧めします。最近では0号という軟調子ザオも人気を集めています。チヌ(クロダイ)専用の竿は、ほとんどが胴調子になります。引きを粘り強く吸収する胴があると魚が暴れにくくなるので、魚を浮かせやすくなります。
シマノ 鱗海(りんかい) スペシャル
しなやかさと操作性の良さを兼ね備えた操作性重視モデル
穂先の繊細さを磨き、軽量化を実現することで振り心地がより軽快に。柔らかい餌の遠投や、魚を怒らせない胴調子はそのままに、#4、#5の設計の見直しとコアブランクスの相乗で、重いウキを使った遠投や大物とのファイトにも余裕を持って対処が可能。存分に曲げて、タメる釣りをご堪能ください。
ダイワ(DAIWA) 波濤 E 1.5-53
「狙ったポイントを直撃する」「竿を立てて魚を浮かせる」といった磯竿の基本動作をしっかりこなせる調子設計はもちろん、光輝性の高いCRT(カラークロス)が釣り場で映える磯・防波堤上物竿。フカセモデルは前作に比べて#2番節によりパワーを持たせることで、竿を立てて魚を浮かせる動作がより簡単に行える。ただ硬くするだけでなく、全体のバランスを考えて設計された、誰にでも扱いやすい胴調子に仕上がっている。
がまかつ がま磯 ファルシオン
軽やかに、強く。新世代“がま磯” ●どうか、がま磯ポジショニングマップをご覧ください。従来であれば、張りのある竿は「先調子」。柔軟性のある竿は「胴調子」に属しているのですが、「がま磯 ファルシオンは張りがあるにも関わらず胴調子のポジションに属しています。これは、操作時は張りがあることで軽快な操作が可能で、さらに魚が掛かれば胴調子特有の粘りを発揮することを意味しています。磯竿において重量なファクターである張りと粘りは相反するものであり、両立するのは非常に困難でした。この問題を解決したのが、新素材「T1100Gカーボン」とセパレートグリップの同時採用です。
チヌ(クロダイ)のフカセ釣りのリール
リールは2500番前後の物を推奨します。
レバーブレーキ付きの物は非常に使用しやすいです。
シマノ 16 ラリッサ
HAGANEギア、X-SHIP、HAGANEボディ、コアプロテクトを搭載。
ベアリング数を増やしラインローラー部に超撥水技術を使ったパーツを配することで、滑らかな回転性能を獲得。
海水OK
錆を寄せ付けないシマノ独自のベアリング、S A-RB、A-RBの採用、また外装の防腐処理により、海釣りでの使用が可能。
ダイワ プレイソ
ルックス、機能ともにユーザーを満足させる実力派LBリール。ボディとレバーをZAION化したことに加え、スプール重量を約10%軽くすることにより、前モデルより約30gの大幅な軽量化に成功。高剛性ボディとギアの加工精度を向上させたことにより軽く滑らかな回転性能を獲得した。設定値に忠実な「ATD(オートマチックドラグシステム)」によりワンランク上のやり取りが可能。アルミマシンカット製ワンタッチハンドルは収納性と剛性を兼ね備える。

■マグシールド
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトするダイワ独自の防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。過って水に落としてしまうケース等を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は時間が経てば経つほどより大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることの証である。
チヌ(クロダイ)のフカセ釣りのミチイト
イトは細いほうが風の抵抗を受けにくいので有利になります。
ウキフカセの敵は風になるのですが、ミチイトが風で膨らむとウキが引っぱられてしまいます。そうなると魚が違和感を抱いてしまい、寄せエサとの同調が難しくなるます。
チヌ(クロダイ)のフカセ釣りのウキ
使用されるウキには2種類あって円錐ウキと立ちウキになります。ウキの号数によってオモリも変わるし、アプローチも変わります。
円錐ウキのメリット
①風の影響を受けにくい
②あたりはウキではなくラインや穂先で取ります。
DUEL(デュエル) フカセウキ TGピースマスター 遠投
サイズ゛:L/00
潮乗りや喰い込みを促進させるアシストライン採用
ハードコート仕様
シモリ玉が下部で止ることで、あたりのブレや喰いこみを促進するアンダーストッパーシステム採用。
sicリング採用
釣研(TSURIKEN) ウキ ネオセレクト L スカーレット
久保野孝太郎も太鼓判! 抜群の使いやすさ。関東ウキフカセの第一人者・久保野孝太郎もイチ推しの使いやすさ。警戒心の強い関東メジナ・クロダイにもうってつけです。ウキ釣りのメインターゲットであるメジナ(グレ)、黒鯛(チヌ)をあらゆる状況下で狙えるベーシックなどんぐり形状を採用しています。遠投性、視認性、感度をバランスよく兼ね備えており、これからウキ釣りを本格的に始める方はもちろん、中・上級者の皆様にも充分応える高いクオリテイを誇ります。Φ2.5mmBMR(ブラックメタルリング)を上下に搭載。上位モデルに匹敵する装備を備え、滑らかな糸滑りでツケエを魚の口元へと導きます。
立ちウキのメリット
①見つけやすい
②目盛りの変化、左右のふり幅などであたりを取りやすい
キザクラ(kizakura) 自立チヌ
遠投性能、安定性が格段にアップした磯、波止用自立タイプ。深場のチヌのみならず、浅ダナの攻めにも有効な4アイテム。
ガルツ(gartz) 海匠Ⅱ
トップ中央部にグリーンのアクセントを加え、視認性を向上しました。微妙な変化を確実に伝達する超高感度棒ウキです。
チヌ(クロダイ)のフカセ釣りのエサ 基本は底です
水深や海底状況にもよりますが、基本は底を狙ってください。ですので、寄せエサとなる配合エサは沈下の速い、比重のあるものが多くなります。
ポイントの目安は、藻場や海溝部、カケアガリといった変化があるところです。
乗っ込みの季節は水温が温まり、色々な魚の活性があがります。そんな時は、エサ取りも増えてきます。これを避けるためには、取られにくいエサも用意しておくのも作戦のひとつです。サナギやコーンがそれになります。
マルキュー(MARUKYU) チヌベスト
たっぷり入ったお得用! オールマイティーに使えます
チヌベスト ウェットタイプ
比較的深いタナにいるチヌ・クロダイ用に重い素材を中心にした配合エサです。
酒粕、養殖用ペレットと、集魚性の高い素材から、コーン、貝殻と重くてチヌの視覚を刺激する素材まで、チヌ釣りで欠かせない材料を使用。3.2kg入りでたっぷり使えます。
マルキュー(MARUKYU) チヌパワー
さいごに
色々な釣り方で狙う事のできるチヌ(クロダイ)ですが、今回、最も釣れるフカセ釣りの解説をしました。是非、チヌ釣りに行ってもらいたいと思います。
