イカメタルは夏に本格的なシーズンを迎えます。
ケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカなどをライトタックルで狙う釣りになります。
おもりスッテとドロッパーとよばれる浮スッテやエギを組み合わせた仕掛けになります。
イカのあたりをダイレクトに捉えフッキングに持ち込む攻めのスタイルと、従来のイカ釣りにはない手返しの良さ、ゲーム性が高いことが魅力的な釣りです。

イカメタルのターゲット
メインのターゲットはケンサキイカになりますが、時期によってはスルメイカやヤリイカなども釣ることができます。
またケンサキイカ狙いでスルメイカが釣れることもあります。
特にケンサキイカはイカの中でも味がよく上品な甘みが特徴で、市場でも高く売られています。
ケンサキイカは地域によってアカイカ、マイカ、シロイカなどとも呼ばれます。
イカメタルの誘い方
大きく分けて3つの誘い方があります。
リフトで誘う(上げて誘う)
フォールで誘う(下げて誘う)
シェイクで誘う
の3つです。
リフトで誘う(上げて誘う)
ただ巻き→ステイ→ただ巻き→ステイ…
ただ巻きの時にイカが抑え込みに来るあたりや、ステイ中のあたりがメインになります。
フォールで誘う(下げて誘う)
シャクり→フォール→シャクり→フォール…
シャクリは大きなシャクリや小さなシャクリで、その日のパターンを見つけてください。
フォールの時にラインが止まるあたりが多くなります。
シェイクで誘う
シェイク→ステイ→シェイク→ステイ…
シェイクの後のステイであたりが多くなります。高活性な時はシェイク中にイカが抱きにきます。

おもりスッテと浮スッテ
おもりスッテ
おもりスッテはオモリの役割も担っています。おもりスッテの重さはポイントによって違います。潮に流されない重さのスッテを選んでください。僕の場合、使用頻度が高いのは12号、15号、20号あたりがメインになります。
カラーも日によってアタリカラーが異なります。系統が違うカラーを用意してローテーションしながら当たりカラーを探します。赤白、赤緑がイカメタルで実績の高いカラーになります。カラー以外には夜光系もアピール力が高く実績のあるカラーになります。
おもりスッテには鉛製の素材のものと高比重なタングステン製の物があります。タングステン製のものは高額ですが、コンパクトなボディにできるため沈下速度が速く手返しがよくなります。コンパクトになることで、喰い渋りにも効果的な日もあります。鉛スッテは沈下速度が遅くゆっくりアピールします。ゆっくりの誘いの方が効く場合もあるため、絶対にタングステンがよいとは一概にはいえません。
ドロッパー (浮スッテ、エギ)
エダスの部分に接続するスッテやエギはドロッパーと呼ばれ水中を漂ってイカにアピールします。一般的に小型のイカが多い場合は小型のドロッパー、イカが大きくなってくると大きめのドロッパーが効果的です。カラーは鉛スッテ同様、色々と用意しておくと安心です。カラーは日によってあたりカラーが変わるので、早い段階で当たりカラーを見つけることが釣果に影響します。

おもりスッテおすすめ
ダイワ エメラルダス イカメタルスッテTG
イカは、スレればスレるほどシルエットが小さいものを抱く傾向がある。エギングの際にエギサイズを下げたらヒットしたという経験がある方も多いのではなかろうか。「エメラルダス イカメタルスッテ TG SS」は、イカに抱かせることに特化するためによりシルエットを小さく見せることにこだわったタングステンスッテ。また、イカはストンと垂直に落ちるものよりも水平に落ちていくものにより反応すると一般的に言われていることから、単純なフォールスピードよりもフォール姿勢を重視。ローライトコンディションでの必須カラーである夜光下地と、「ミッドスッテMETAL」で実績のある夜光スレッドを全カラーに採用。カンナは「サクッと刺さる」フッキング率の高さで定評のあるSaqSas(サクサス)仕様、かつ水平フォールのバランスを取りやすいように最適なカンナをセレクト。ルアー的な要素が強いイカメタルゲームにおいて、ライバルに差をつけられる要素を満載したこだわりの専用スッテに仕上がっている。
ヨーズリ 鉛スッテ 四ツ目
4つのダイヤ目。14本×2段の段差フック。4つのダイヤ目:フラッシングアピール。ダイレクトアイ:ダイレクトにアクションを伝達する。ラウンドボディ:オールマイティーな「ラウンドボディ」
ヤマシタ おっぱいスッテ布巻き
夜光ボディ。スッテが回転する際に大きく色合いが変化し、強烈にイカにアピール。綿を巻かずとも柔らかいソフトボディが独特の「エサ感」を作り出し、抱きついたイカを離させない魅惑の柔らかさを演出。イカが触れた際の違和感を激減させる伸縮自在の柔らかいストレッチ素材の布採用。
ヤマシタ 錘スッテ
イカの掛かりを重視した鋭い針:掛かりやすさと耐久性にこだわった国産針を使用。強度と刺さりやすさを考慮したφ0.7針。刺さってからはバレにくい丸曲げを採用。国産針の尖度だからこそできる丸曲げ。針の鋭さからフォール時に触ってくるイカもスッテの自重だけでオートマチックにフッキングし、フォール中のアタリも逃しません。糸ヨレを解消するボールベアリングスイベル:イカが掛かった後の回転や糸ヨレを解消するために、アイにはボールベアリングを採用! ドロッパーを使用しても糸ヨレを気にせずに使用が可能です。
シマノ Sephia イケイケスッテTG
シャクリ後は横を向いてイカを誘うが、速やかに垂直姿勢に戻ることが可能。真っ先にアタリ棚へ到達することで、群れのやる気のあるイカをいち早く掛けることができる。また沈下速度の速さは手返しの良さにつながるため、釣果にも貢献。シーズン後半のサバやサゴシの猛攻もかわしやすい。
ドロッパー(浮スッテ、エギ)おすすめ
デュエル イージースリム EZ-SLIM
ウェーブモーションボディ:今までにない革新的なエビ型シェイプ!強い波動でイカを誘う!リアルなシュリンプフォルム:リアルなエビを再現する高バランスボディ。
ダイワ エメラルダス イカメタルドロッパー エギタイプ
エギ特有の横の動きで金属製スッテに反応しにくいイカにアピールして釣果アップ!浮力が足りなくてお尻下がりになりがちなのでバランス取りが難しい小型エギ。専用設計により安定した前傾姿勢をキープすることが可能になりました。イカがアタックしやすい姿勢をキープするのでヒット確率が上がります。ときに50m以上のディープレンジを攻めるイカメタル。そんなディープレンジにおいても釣り人の誘いに対して鋭いダートアクションを発生させるための形状を追求しました。鋭いダートアクションで暗い海の中でもアピールしイカをおびき寄せます。ハイアピールのファストシンキング・ラトル仕様。
ヤマシタ 餌木ドロッパー
ボディカラー:あらゆる状況に対応するため、ボディカラーラインナップも追加。カラーラインナップ:低活性のイカから高活性のイカまで対応可能のカラーラインナップ。
さいごに