今回、シマノから新しく発売されましたトリウム(TORIUM)を使ってジギングに行ってきました。
トリウム(TORIUM)は、シマノから発売された2020年新作のジギングリールです。入門に最適なお手頃価格になっていますがオシアジガー譲りの高剛性ボディでコストパフォーマンスが最強のリールです。ジギングのデビューにピッタリの1台です。
トリウムってどんなリール
オシアジガーの血統を受け継ぐ高性能エントリーモデル。
コストパフォーマンスを追求した高性能エントリーモデル。剛性感のあるHAGANEボディとガッチリ握り込めるSコンパクトボディを採用。また、スプールロック機構や、クラッチオートリターン機構を搭載し、ジギングに集中しやすい設計になっています。ラインナップは1500HG、2000HG、2000PGの3アイテム。ジギングの幅広いシチュエーションを無駄なくカバーするラインナップです。
技術特性はHAGANEボディ、Xプロテクト、Sコンパクトボディ、スプールロック機構、クラッチオートリターン
HAGANEボディ
HAGANEボディは、冷間鍛造によって硬く叩き上げられた金属の鎧。高い剛性により内部構造を守り、たわみを最小限に抑えることでギアのかみ合わせ精度が向上。アングラーのチカラを逃がすことなく巻き上げ力へと変換する。
Xプロテクト
ドライブギア軸スプール側ベアリングに対し防水壁を設け、その内側・外側に特殊撥水グリスを充填。防水性が大幅に向上。
Sコンパクトボディ
パーミング側のボディは、径をハンドル側よりコンパクトに設計。そのうえで掌・指との接触面を拡大し、しっかりと握り込めるホールド感を求めている。掌にカチッと収まるためホールドしやすく、操作性を向上させるとともにアングラーの疲労も軽減。
スプールロック機構
スプールを完全に固定し、逆転をロックする機構。根掛かり時にも安心。
クラッチオートリターン
クラッチはハンドルと連動して戻るオートリターン方式を採用。ボトムタッチからの巻きはじめにタイムラグがなくなり、着底直後のヒットチャンスを逃しません。
トリウムのすごいところ
実売価格がオシアジガーの半分
財布に優しい価格のロッドはたくさんありますが、財布に優しい丈夫なリールってホント少ないです。トリウムがあればジギング入門のハードルが下がります。
十分な技術特性
エントリークラスのアイテムですが、堅牢なボディ構造だけでなく、機能面も充実すしているところも凄いです。クラッチオートリターンやスプールロックといった、基本的な機能が搭載されています。スプールロックがあるので根がかり対策にもなります。明石のジグの墓場からの脱出速度も上がりますね。笑
トリウムの注意点
色々と良いところばかりのトリウムですが、注意点をあげるとすれば、ラインナップが1500HG、2000HG、2000PGの3アイテムという点です。左ハンドルも欲しいところですね。
トリウムのラインナップ
1500HG
近海ジギングにぴったりで出番の多い番手のサイズになります。青物ジギングだとメジロにブリに問題なく使えます。
2000HG
ラインのキャパがPE3号400m、1.5号なら800mほどのありますので、中深場ジギングにおすすめです。初心者向けタックルやサブタックルに用意するのであれば十分なスペックとなっています。
2000PG
巻き上げ力重視のパワーギアの2000番になります。最大ドラグ力が15kgまでアップしています。太いラインに強いドラグ、パワーギアの組み合わせで、オフショアのビッグゲーム仕様のリールに仕上がっています。不意の大物に備えて余裕のあるスペックでジギングを楽しむ場合にピッタリの1台です。
さいごに
トリウム、非常に扱いやすいリールでした。ジギングを始める時はタックルの準備が大変です。初心者向きのトリウムを使って揃えてみてはいかがでしょうか?またベテランさんのサブタックルにもぴったりの1台です。

