タチウオジギングはライトなタックルで楽しめるオフショアジギングの一つです。
数釣りからサイズ狙いまで初心者さんから玄人の方まで幅広く楽しまれている釣りになります。
オフショアジギングでのタチウオのおすすめタックルや、釣れるシャクりかた(ジグの動かし方・アクション)などを幅広くご紹介させて頂きます。
タチウオジギングとは
ジギングの入門としてピッタリです。
初めての方でも数が釣れるので入りやすい釣りになります。
また、やりこんでいくとゲーム性が高くべテランの方も楽しめる奥深さがタチウオジギングにはあります。
そんなタチウオジギングの基本を解説していきます。
タチウオジギングのメインシーズン
地域差がありますが、基本的には夏にスタートとし冬の終わり近くまで狙えるターゲットです。
夏はタチウオの産卵期になり、冬は大型が増えるのでドラゴンサイズを狙ってください。

タチウオジギング基本となるシャクリ方
正解というのは無いのかもしれませんが、僕の場合は、ワンピッチでポン、ポン、ポーンのリズムで最後のシャクリを大きく取り、フォールを意識してシャクリます。
一定の棚を集中的に狙い撃ちする場合はワンピッチをハーフピッチや1/4ピッチにし、そのタナをネチこく攻めて下さい。
活性の高い時は普通のワンピッチでも十分、喰ってきます。
フォール時は必ずテンションフォールにして下さい。
フリーでフォールさせるとラインを切られる確率が上がります。
タチウオジギングのロッド
タチウオジギングには6〜7フィートほどの専用ロッドが発売されています。
フォール中のアタリも多いのでベイトタックルが有利になります。
柔らかめのジギングロッドでも対応できます。
僕も専用ロッドと柔らかいジギングロッドを使い分けています。
メジャークラフト ベイト NPジャックNJB-S64ML/TJ
ジギングロッドには珍しいソリッドティップを搭載したこのモデルは、タチウオジギングにおいて最も繊細な釣りが可能となります。スローなアクションやフォールでもフッキングに持ち込めない状況において確実に喰い込ませることが出来き、まさにタチウオジギングの最終兵器と言ってもいいでしょう。ソフトなティップを生かしてジグをヒラヒラと泳がしタチウオを誘うパターンにも最適です。
シマノ(SHIMANO) タチウオ専用 ジギングロッド ゲームサーベルチューン B66L/B66M/B66MH
全長:6フィート6インチ
B66M:ジグMAX160g、水深30~80m、幅広く活躍するオールラウンダー。
変幻自在のジグアクション:6フィート6インチのセミロングレングス。ロッドの可動域えお拡大、多彩なアクションを演出。
タナを攻める:小技が効く、レギュラーファストテーパー。狙ったタナを指先の感覚のごとく丁寧に攻め続ける。低活性のタチウオが好む、スロー&フォールの操作もOK。
掛け調子:小さなアタリも積極的に掛ける。
スパイラルX/ハイパワーX/ステンレスフレーム SiCリング(Kガイド)/マルチパーミングタッチCI4+(垂直トリガー、低重心)/1ピース
リアグリップは肘を当てた操作でもズレにくいフラット仕様。

タチウオジギングのリール
リールは0.8〜1号のPEラインを200メートルほど巻けるベイトリールを選んでください。
高切れが発生する場合もある釣りになりますので多めに巻いておいてください。
リール1回転で80センチ前後巻き取れる物がいいです。
シマノ(SHIMANO) オシアコンクエスト 200HG/201HG
『オシアコンクエスト』は、シマノのリールテクノロジーを結集して強靭さ、滑らかさ、操作性を可能な限り高めたオフショア用両軸リール。剛性の高い「HAGANEボディ」をはじめ、ドライブギア、高耐久クラッチなど内部パーツのひとつ一つを徹底的に強化、大型魚のパワーにもひるまない強靭さを誇ると同時に、どこまでも滑らかなマイクロモジュールギアの回転性能がアングラーの負担を軽減。ライトラインを駆使した現代のオフショアゲームにおいて、その真価を惜しみなく発揮する。多彩なラインナップがオフショアゲームの領域を拡大する。タイラバやタコ釣りとの併用もできます。ライトジギング全般にも対応できます。
ダイワ 鏡牙 100SH(右ハンドル) 100SHL(左ハンドル)
オフショアジギングファンを熱くさせるターゲット、難敵タチウオとの駆け引きを最高に楽しむためのスペシャルモデル。7.3のギヤー比は、速い巻上げスピードを持たせてラインスラックがなるべく出ないようにして、ラインが噛み切られることを防ぐこだわりの仕様。タチウオが乗った「ドスン」という瞬間、従来のドラグでは設定を甘くしていると滑って乗せられなかった問題は次世代のドラグシステム「ATD」が解消。ひとたび掛ければハイパ-デジギヤ&高剛性ボディで安心してガンガン巻き上げられる。さらに大型のアタリにはクリック音が作動してアングラーの興奮も最高潮へ。ピニオンギヤーにダイワの防水・耐久テクノロジー「マグシールドボールベアリング」を搭載し、塩ガミ防止・初期の回転性能の維持という点でも死角なし。見た目にも鮮やかなパープルのデザインは、同シリーズのロッドとの相乗効果で船上で鮮烈な個性を放つ。
タチウオジギングのラインとリーダー
PEは0.8~1号の10メートルごとにマーカーがはいったPEラインをおすすめします。
棚で釣る釣りになりますので、棚がわかるように、10メートルごとにマーカーがはいったPEラインの方が望ましいです。
リーダーですが、16~20ポンドの物を3メートル取ります。
タチウオは歯が鋭いので、その先に40~80ポンドを電車結びで30~50センチ結束します。
僕の場合は0.8のPEに20ポンドのリーダー、その先に60ポンドを使用しています。
タチウオジギングのジグ
大阪湾の場合は100~200のジグがあれば対応できます。
重さの選び方は、水深と潮の速さによります。
底が取りにくいと感じたらジグを重くして下さい。
タチウオジギングで基本的なカラーは、パープル・ピンク・シルバーです。パープルグローやピンクグローも使用頻度が高いです。
アカキンやゴールドなども比較的使用します。

フック
フックはバープレス(返しの無い物)の物を推奨します。
フロントにはツインフック、リアにはトリプルフックを使用しています。
さいごに
僕が初めてジギングに挑戦したのがタチウオでした。
タチウオジギングは色々なあたりがあり、本当に楽しい釣りです。食べても美味しいので是非とも挑戦してみてください。